イスラエルの伝統的なパン「マッツァー」

マッツァーとは

マッツァーは、ユダヤ教の過ぎ越しの祝いの期間(3月末頃から4月はじめ頃の1週間。ペサフという)に食べられている、酵母を使わずにつくられる発酵させないクラッカー状のパンです。

由来は、出エジプト記。

イスラエル人がエジプトから脱出するときマッツァーがつくられました。

急いで脱出をしなければならなかったことから、パンを発酵させてふくらませることができませんでした。

そのことから、過越しの祝いには酵母を入れず発酵させないパン「マッツァー」が食べられるようになりました。

マッツァーの作り方

小麦粉、スペルト粉(こちらで買えます)、大麦粉、ライ麦粉、エンバク粉または二条大麦粉の5つの穀物粉であればマッツァーに使用してもいいとされています。

粉の他には、水と塩のみを使用するのが一般的です。

材料を混ぜ合わせてから、およそ18分程度で発酵がはじまると考えられており、焼成開始まで18分以上かかったものはマッツァーとはみなされなくなってしまいます。

生地を薄く伸ばし、生地にある気泡をフォークなどでつぶしておきます。

できた生地をオーブンで焼き上げれば完成です。

弊社では完成品のマッツァーも取り扱っております。

ご興味がある方は、こちらからお問い合わせください。

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