今回ご紹介させていただくのは、農薬不使用・化学肥料不使用・除草剤不使用で育てた静岡県産の「自然栽培茶」です。
このようなオーガニックなお茶がどれくらい日本で生産されているかご存知ですか?
日本で有機栽培されたお茶は全国生産量のうちの2~3%と言われています。
かなり少ないですよね?
しかし、有機栽培のお茶には化学肥料を使っているお茶が含まれます。
「農薬も化学肥料も除草剤も使っていない」というところまで見ますと、その生産量は上記2~3%の中の1%以下です。
つまり日本に農薬不使用・化学肥料不使用・除草剤不使用のお茶は99%以下しかないのです。
通常、お茶の味は「コク」という言葉で表現されることが多いです。
ところがこの「コク」、実は茶畑でアミノ酸を捲いて人工的に作られた味の場合がほとんどなのです。
わたくし自身、はじめて農薬不使用・化学肥料不使用のお茶を飲んだ時に驚いたのですが、自然栽培のお茶は香り立ちがよく、とてもすっきりしています。
お茶って、ちょっとした苦みや渋みがあって当然と思っていたのですが、それが嘘のようでした。
お茶に限らず、野菜もそうなのですが苦み、えぐみの原因なっているのが硝酸イオンです。
硝酸イオンはチッソ肥料を使いすぎると農作物の中に残留します。
味だけなら問題ないかもしれませんが、硝酸イオンは発がん物質のひとつとも言われており、なるべく避けたい物質です。
その反面、農薬不使用・化学肥料不使用・除草剤不使用のお茶は硝酸イオンがかなり少なく、糖度、ビタミンCが通常農法のお茶より豊富なため、美味しくて健康的なのです。
お茶は一息つきたい時や食後などに飲む方が多いと思います。
実際、お茶にはちょっとした癒し、リラックス効果がありますよね。
ただ、せっかく飲むのでしたら、より安全で健康的なお茶をおすすめします。
一度、農薬不使用・化学肥料不使用・除草剤不使用のお茶を飲んでみると、その味が忘れられず他のお茶が飲めなくなるかもしれませんよ?