無肥料とは

こんにちは。

オーガニック食品研究所です。

先日、カフェの店長さんとお話ししていたら「無農薬はわかるけど無肥料はイメージないなぁ」と仰っていたので、「無肥料」について説明しますね。

無肥料で土を育てる

植物は土で育っています。

そして土には元々、たくさんの栄養分が含まれています。

植物は体内に共生的に生活している微生物を持っていて、その微生物が土の中の栄養分を植物が吸収できる形に変えています。

この微生物は菌糸を伸ばして、植物の根よりも広い範囲から栄養分を集める働きも持っています。

しかし、肥料があると、この微生物が働かなくなってしまうのです。

無肥料だと土はどうなるのか?

肥料を与えず土を豊かにしていくと、土はやわらかく、温かく、適度な水分を保持できるようになり、微生物をはじめ多様な生き物が育ちます。

このように自然の恵みを生かしますと、肥料を与えなくても作物は成長することができ、土本来のエネルギーを引き出せるようになるのです。

土から栄養分を直接、引き出せるようになった作物は乾燥や台風などの厳しい環境に耐える強さを獲得し、生命力のある実を付けることができます。

肥料を与えると・・・

通常の農法通り、肥料を与えると土のバランスが崩れて害虫が発生します。

その害虫を駆除するために農薬を使うことになります。

害虫も農薬への抵抗力を付けてしまうので、より強い農薬が撒かれることになります。

短期的に見ますと肥料は収穫の量と早さを得ることができます。

しかし、肥料を長年使用すると土が本来の力を失い、痩せてしまうのです。

肥料を使わなくなれば、年々害虫や病気の発生を減少させることができます。

豊かな土を作ることが、生態系のバランスを守ることにつながるのです。

無肥料の作物があることを知ること

この記事では通常の農法で育てた作物が悪いと言いたい訳ではありません。

それぞれの農家さんが工夫と苦労をしながら日々、作物を育てているからです。

大切なのは「無肥料でも作物は育つ」「無肥料で作った作物がある」と知ることだと思います。

一度、土のバランスが崩れてしまうと、それを元に戻すまでに何年間も要してしまいます。

その間、収穫ができない場合もあるのです。

その期間を乗り越えて無肥料、無農薬で育てた作物・・・その自然な味を知っておく、そちらへシフトしていくというのは悪いことではないですよね?

それではまた!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です