生越さんの、お茶を育成する信条としては、
「しっかり観察して収穫、整枝等、茶の木に無理のないように。
人間の都合ではなく、茶の木が健康になるような管理を
心掛けております。
葉層を厚く、芽数型ではなく芽重型になるようにすると、
良いように思っております。」
収穫量は、有機肥料・化学肥料は全く使用しないこともあり、
一般農法と比べると、約6~7割と大変貴重です。
肥料を使用していないため、旨み成分であるアミノ成分は
少なめであり、さっぱり、あっさりした飲み口で、
すっきりとした透明感のある味になっております。
そして、これが昔からのお茶本来の味だと、
生越さんは考えております。
特に紅茶については、生越さんが、心を込めて作った、
すっきりとした味わいの紅茶は、日本人と相性が良く、
また、和食や和菓子に非常に合う貴重な茶葉となっております。